前回の“床板・根太の現状確認”に引き続き、次は大引きのチェックです。
大引きの現状確認
元々束木がなく、束石の上に丸太の大引きをおいていたようです。
ご覧のように地面と大引きの間に空間はほとんどありません。
かなり傷んでいます。
下にあった束石をちょっと動かしてみたら、案の定簡単に動いてしまいました。
つまり束石も大引きも全く機能していないことになります。
大引き上の床も外したところ、ほぼ寸断されていました。
原因は湿気か
この建物全てではなく、どうやらこの南西部分だけに大きな被害があるようです。
原因として
- 通気性が悪い
- 上記条件下で束石へ直接大引きを置いたため湿気が大引きへ及びやすかった
- 以上の条件より、シロアリ被害に遭ってしまった
と大工さんと想定・結論付けました。
次回は床下の整備です。