前回に引き続き、新しい戸枠(方立て・鴨居)の制作です。
方立ての加工
3寸角・自家乾燥3年の杉角材をスライドマルノコ・丸のこで加工します。

方立ての加工
方立ての下側は上り框に嵌めるため、深めに加工してあります。

方立ての加工(下側)、蟻加工してあります。
今回鴨居は蟻加工して、方立ての上から嵌めることでビスが見えないよう工夫しました。
溝はマキタ全自動大入レルーター 2516Cを使用。
蟻加工はルータを使用。
どちらの工具も不慣れなもので、かなりガタガタなアリ加工になってしまいました・・・。
鴨居の加工
杉板1920mm×165mm×34mm・自家乾燥1年のまだ完全乾燥されていない杉板を使用。
あと2~3mmくらい縮みそうなので、高さは168mm程度で一旦加工。
もう1~2年後に最終的に仕上げることを前提に、この材を使用することにしました。
こちらも蟻加工はルータを使用。
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蟻溝加工した鴨居(杉板5寸幅)
取付
方立てを柱にダイドーハント『ステンレス(SUS XM7)コーススレッドスクリュー』
65mmでビス留め。
そしてもう片一方には既存穴に合わせて仮の鴨居受けを取付。
最後に鴨居を上からゴムづちで叩きいれて完成。

作業完了
道具
主な道具
・自動かんな・・・日立P100FB
・スライドマルノコ・・・マキタ LS1213
・全自動大入レルーター・・・マキタ 2516C
・集塵機・・・マキタM420と藤原産業(E-Value)EVC-200PCL
材料
・3寸角・自家乾燥3年の杉角材・・・1本
・杉板2m(長さ)×240mm(幅)×35mm(厚さ)・・・1枚
難易度(手間の程度)
★★★★★
初めての蟻加工、偶然上手く取付はできたものの駄作・・・。
設計も中途半端だったうえに、ルータの扱いになれなかったため出来栄えは酷い。
ルータの取扱には早く慣れたいところです。
しかしセキュリティの関係上、1日で仕上げねばならなかったのですが
予定通り1日で完成しました。