秋も深まるというころなのに、電気工事や将来予定している電気温水器の工事が難航。
お風呂が出来るまでにはまだまだ時間がかかりそう。
そして以前施工した3Lの小型電気温水器でのシャワーはさすがに寒い(記事はコチラ)…。
そこで将来シンクに設置する予定で入手したTOTO小型電気温水器 RE06SXNを新たな簡易シャワーに。
もちろん今回もDIYです。
配管設計
- 電気温水器本体の出水口(給水)から止水栓をつなぐ。
- 電気温水器本体の出湯口(給湯)と出水口(給水)とをチーズで接続。
- チーズに蛇口をつけて、蛇口からシャワーが出る
混合栓がないため、止水栓を調整しながらちょうどいいお湯をだします。
一時的なものなので、あり合わせの配管材で構築。
とりあえずシャワーとして使えて、水漏れ・漏電だけなければOK。
主なアイテム
小型電気温水器本体:TOTO RE06SXN
リサイクルショップにて1万円程度で購入したTOTO小型電気温水器 RE06SXN。
現在は生産終了となったモデルですが、
- 消費電力が600Wと小型電気温水器の中では少なめ
- 温度設定が60度・75度から選択できる
- 専用水栓ではなく、様々な水栓金具が使用できる(口は全てG1/2=13A)
と手洗い+アルファにはちょうど良さそうなスペック。

TOTO小型電気温水器RE06SXNの出湯口と出水口(G1/2)
さらに
- 販売価格が1万円程度と手ごろ
- 本製品は製造年月からまだ数年しか経過していない
- 正常動作
だったので即購入。
シャワー:ビデシャワー(Shattaf Bidet Spray)
そして今回使用するシャワーも前回同様、イスラム圏でよく目にするビデシャワー(Shattaf Bidet Spray)。
今回はシンガポールで18ドル(日本円で1,400円程度)にて購入したもの。
シンガポールも日本と同じく水道管の規格にG1/2があるため、そのまま接続が可能です。

イスラム圏のトイレでよく目にするビデシャワー(シンガポールにて購入)
蛇口:カクダイ 7032-13(散水栓)。
タケノコがついており、タケノコを外せばG1/2のおねじ仕様の水道用蛇口にもなります。
このおねじにシャワーに接続して最終的な流量をコントロールします。

カクダイの散水栓7032-13、タケノコを外せばG1/2の給水用バルブとして代用できる
将来散水栓などとして使用する予定だった蛇口です。
リサイクルショップで新品未使用品6個一まとめで3,000円にて購入。
ブレードフレキ管:カクダイ 798-11・798-22
金属フレキ管だと再利用するのが大変なのでブレードフレキを使用。
ブレードフレキは金属フレキ管と比べると3倍くらいコスト高ですが、
作業性のよさや後々配管変更などフレキシブル性に優れています。
仮設置ばかりしている筆者には、かえって経済的で施行性に優れたアイテムです。
ステンレス製六角ニップル:フローバル社 ステンレス製ねじ込み六角ニップル V6N-04
将来の配管変更などで取り外しや使いまわしが容易なよう、ニップルは六角ニップル。
今回もフローバル社製のステンレス製ねじ込み六角ニップル V6N-04を使用しました。

ステンレス製ねじ込み六角ニップル V6N-04 ネジ(R):1/2(13A) 配管部品ドットコムにて204円で購入
砲金チーズ
現地近くのホームセンターにて324円にて購入したもの。
砲金チーズにしては安かった。
止水栓
出水口からの水量調整用バルブとして、以前設置したパナソニックのアラウーノに付属していた止水栓を流用。
DIYで小型電気温水器の取り付け
給水口
バルブの先にある水道屋さんが以前取り付けたチーズから分岐してフレキ管で接続。
本体出水口
水量の調整が必要なので止水栓を取り付けます。
そして止水栓の先に13Aの砲金チーズを接続。
本来は平行ネジだと思うのですが、今回は仮なのでGネジのチーズをそのまま接続。
出湯口
65度か75度のお湯が出る仕様。
フレキ管(50cm程度)と接続して前述の砲金チーズに接続。
接続部分はメス同士なのでフローバルのステンレス製ねじ込み六角ニップル
V6N-04(配管部品ドットコムにて256円で購入)で配管。
こちらも仮なのでGネジの六角ニップルにそのまま平行ネジのブレードフレキを接続。
施工完了
作業時間は配管計画から取付まで、概ね1時間程度。
ブレードフレキなのでフレキ管と違い、配管がとても簡単です。

DIYで取り付けたTOTO小型電気温水器RE06SXN(オリジナル適温出湯仕様)
設置場所の下は石なので、膨張水などの排水用配管は行っていません。
また見た目は悪いですが、とりあえず設置時に本体が傷つかないようテープで保護。
DIYシャワーのレビュー
現地に到着したのは夕方。
その日中に取り付けて早速その夜、使ってみました。
TOTO小型電気温水器RE06SXNは5.8リッタータンクで温度は65度か75度の選択方式。
電気温水器を75度に設定し、待つこと30分。
沸騰が完了するとスイッチのランプが消える仕様なので目視で沸騰が確認できます。
まずはカクダイの散水栓のハンドルを回してお湯を出します。

適温出湯用の蛇口。散水栓カクダイ7032-13を流用。
そして出水口の水の流量を止水栓にてマイナスドライバーで調整。
これでオリジナル適温出湯仕様になります。
出湯量はTOTO小型電気温水器REWF03A1Sより3倍以上。
REWF03A1Sと併用することで適温出湯で約10Lは見込めます。
寒くなってきましたが電気温水器設置までは、しばらくコチラでしのぎます。