現場では防草シートが必要な場所がとにかく多いです。
防草シートだけでも1000m以上は敷いています。
今回は様々な防草シート施工に関する製品選びに関するまとめです。
防草シート
防草シートの品質を見分ける
- 厚み・・・やはり最低でも0.3mm以上
- 織り・・・厚みがあるとヨレにくい
- 硬さ・・・硬いのがベター
防草シートの相場
上記品質基準以上を満たして
- 1m幅×50mロール・・・4,000円未満
- 2m幅×100mロール・・・12,000円未満
といったイメージです。
ちなみに粗悪な防草シートの見分け方は
- 広げたときにクシャクシャとしている→良質のシートはフラットです
- 商品のロールにほつれが見える
- 相対的に軽い→何本も買った経験があると、持っただけでわかる
- 商品全体(ロール上の商品)が細い→厚みがない証拠
過去には敷いてから半年もたたないうちにほつれて、
1年後にはシートが粉々になっていたものもありました。
またロールの半分くらいを使用したところ、途中で切れて縫い付けてあった
なんていう商品もありました(後日交換対応してもらいました)。
これがベスト!という上記要件を満たして長期使用ができる防草シートは
まだありませんが、これからも経過観察と新商品へのチャレンジを続ける予定です。
防草シート留め(押さえ)ピン(杭)
防草シートピンもいろいろと試しました。
結論としてはまず、ピンの素材は鉄製がよいです。
プラスチック製のピンは踏むと曲がったり、折れたりしてしまいます。
またアタマだけなくなってしまうことも。
さらにフカフカな土ではピンが次第に浮き上がってしまい、
“押さえ”の役割を果たさないこともありました。
防草シート留め(押さえ)ピン(杭)は鉄製20cmがベスト
筆者は15cmと20cmしか使用していませんが、20cmはしっかりと押さえてくれます。
もちろん15cmでも悪くはありませんが、取れやすい傾向があります。
特に現場では2m幅のシートを40m以上ひくこともあり、
強風などで飛ばされないように対策するには20cmピンがベターです。
また土中に石などが埋まっていることもあり、
どうしても奥までピン(杭)が打てないときには15cmの選択もアリです。
現場では石垣付近など、けっこう土中に石があるので、そういったときに便利です。