センダンはかなり大きくなる木の一つです。
切っても切っても芽が生える、現場ではやっかいな木のひとつ。
ちなみに製材して仏具などに使われるといわれています。
- 科:センダン科
- 属:センダン属
- 樹形:落葉高木
- 樹高:7~20m
- 胸高直径:40~80㎝
樹皮
- 樹皮の色:紫褐色
- 樹皮の形状:縦に不規則に割れ
花と実
- 花期:5月~6月
- 果期:10~12月
- 果実の特徴:楕円形の核果

センダンの実
葉の特徴
- 枝葉:羽状複葉で互生
- 葉形:楕円形・浅い鋸歯
- 葉身:個体による
- 葉幅:個体による
- 葉表:光沢のない緑(浅い緑~深い緑まで様々)
- 葉裏:灰白色
- 落葉時期:10月~
センダン【せんだん/栴檀】の特徴
- センダンはかなり大きくなる木の一つです。
- 幹も根も成長に伴って太ります。
- 根から撤去できない場合は数年くらい新芽を摘む必要があります。
- 老木になると樹冠が丸く広がります。
- 老木でも葉の大きさは大小様々、また葉の色も濃い緑~薄い緑まで様々です。
剪定やチェーンソーなどの枝打ちについて
- チェーンソーで刃を入れると容易に刃が進みます。
- 比較的重い木です。
「栴檀は双葉より芳(かんば)し」はビャクダン
大成する者は、幼いときから人並み外れてすぐれていることのたとえです。
しかしこのことわざにある“栴檀”は“白檀”を指します。
白檀は香木であり双葉のときから非常によい芳香を放つことから、
優秀な人は幼少時代から他を逸したものを持っているという意味です。