冬の雑木対策|屋敷林の管理

冬の雑木対策|屋敷林の管理

屋敷林の管理、冬のまとめです。

寒くて厳しい時期ですが、暑い時期と比べれは肉体労働には最適。

またマムシ・スズメバチなどの活動が少なく、安全に作業できる時期といえます。

1.不要な雑木の伐採

樹木が水分を上げる前(春前)までに不要な雑木は伐採すると、

1. 樹木が水分をそれほど吸収していないため、比較的軽くて移動させやすい

2. 木材として使用する雑木の場合は、乾燥が他の季節より早い(いわゆる寒材)。

3. 落葉樹と常緑樹との区別がしやすい→不要な落葉樹はこの時期までに伐採する。

というメリットがあります。

2.植栽された古木を守るための管理

現地には昔、植栽されたと推測される古木がたくさんあります。

樹種は概ね常緑樹のカナメモチ(オオカナメモチを含む)とウマメガシ

古木にはいくつかの役割がありそうです。

境界線

あるエリアの境界線を示すように整然と並んで生えていたり、

山中の道を示すかのように街路樹っぽく並んで生えていたりします。

土留め

屋敷林の頂上に一部造作されたエリアがあります。

斜面がこのエリアと接するためか、

植栽されたカナメモチとウバメガシが土留めの役割を果たしている場合もあります。

何かの意味合いか

カナメモチとウバメガシを隣り合わせに植栽されている場所がいくつもあります。

向かって左にカナメモチ。

向かって右にウバメガシ。

カナメモチが女でウバメガシが男に例えると、まるで夫婦のようです。

見ているとお互い自分の生活空間を棲み分けつつ共存しているようにも見えるし、

異なる両種が競い合うように大きくなったようにも見えます。

ただ生え方見ると、長年お互いを駆逐することなく時を重ねて老木となっています。

真意は定かではありませんが、

昔の植栽に関するハウスルールだったのかなと推測しています。

ちなみに常緑樹を植えるのは、

”お家が絶えないように”という願いが込められているそうです。

上記より、植栽された古木を守ることも敷地管理の一つと考えています。

1.古木周辺の雑木伐採

若くて生長の早い雑木が古木の生命活動を妨げる

昔からあった古木の周辺に若い雑木がどんどんと成長し、

ついには古木の日照を奪い生命活動を妨げる場合があります。

実際山中ではいくつかの老木が周辺の若い雑木の生長に伴い、

日当たりを奪われて痩せた状態で高木になったり枯れたりしています

カナメモチ,かなめもち,オオカナメモチ,おおかなめもち,要黐,かなめがし,カナメガシ,かなめのき,カナメノキ,あかめもち,アカメモチ,あかめのき,アカメノキ,そばのき,ソバノキ,常緑小高木,照葉樹林,低木バラ科,カナメモチ属,花,白い花,6~7月,花弁,5,葉,互生,長さ,長楕円形,先は尖る,鋸歯,葉表,光沢,革質,葉裏,緑白色,果実,6mm程度,球形,赤,熟す

周辺の雑木が影響してか、か細く15m以上に成長したカナメモチ(終いには折れてしまった)

山中では老木なのに、か細くて高木なカナメモチやウマメガシが散見されます。

雑木も生命。

むやみに伐採することは個人的に気がひけるのですが、

植栽された古木などを守るためには、最低限の伐採は必要です。

生長がはやい雑木

今まで屋敷林で植栽された古木の生命活動を妨げたと考えられる樹木は、

・クスノキ

・カクレミノ(カシワミツデ)

・エノキ

・カシノキ

・タケ

いずれも成長が早く、樹高もどんどん伸びていきます。

しかもエノキを除いて全て常緑樹(竹は樹木ではありませんが、常緑ではあります)。

またこれらの樹木は多量の種を降らせたり、

根を広げたりすることで仲間が周辺に増えていきます。

若木は伐採、幼木ならどんどん引っこ抜いて対処しています。

2.周辺の古木剪定

庭木ほどではありませんが、ある程度剪定を行って古木同志の干渉を抑えます。

3. 土木作業

それほど多くはありませんが、道路部分の整備や道路に生えた雑木新芽撤去など。

4.雑草対策

残念ながら雑草は冬も対策が必要です。特に目立つのがコセンダングサとタケ。

コセンダングサ

コセンダングサ,こせんだんぐさ,キク科,センダングサ属,痩果,とげ,ひっつき虫,くっつく,針,一年草,花,黄色

痩果でいっぱいのコセンダングサ

開花時には除去したいのですが広範囲に広がるコセンダングサを、

現地滞在期間内に一人で全て行うことは困難です。

棘(痩果・そうか)が洋服につかないよう、ナイロン素材の服を着て一本一本手で抜いていきます。

タケ

雑草ではありませんが、成長が落ち付いているこの時期に目につく竹は全て根ごと撤去。

竹,タケ,笹,ササ,根,伐採,駆除,除去,根止め,処理,駆除,枯らす,枯らし,対策

以前ほどではありませんが、まだまだ生えてくるタケを根ごと取ります。

以前現地の一部にはタケが広がり、竹林となっていました。

数年前にバックホーでおおがかりなタケの根取りをおこなったのですが、

まだどこかで根が息をひそめているようで完全には死滅していません。

 

寒い時期ではありますが毎日朝の数時間、

ウォーミングアップを兼ねて雑草対策に充てています。


Leave a Reply

Search

AD