チェーンソー作業中に稀に失くしてしまうものひとつ、
それはガイドバーやクラッチカバーを留めるナット。
チェーンの調整中などにたまにポロっと土の中へ・・・。
普通に使用していれば問題ないのですが、失くすと作業が止まってしまいます。
バーナット(クラッチカバーナット)にフランジナット
そこでバーナットのスペアを用意。
バーナットは通常ふつうのナットではなく、フランジナット仕様です。
フランジナット
フランジナットとは六角ナットの下部につばの付いたナットです。

皿ばね付ナット(M8ソケット13mm)
つば部分のフランジがワッシャーと同じ役目を果たします。
ちなみにフランジナットにはフランジの裏側に「セレート」と呼ばれる凹凸のあるものがあります。
セレートは緩み止め効果がある反面、部材を傷つけてしまいます。

フランジナットのセレート
緩み止め効果もある皿ばね付ナット
筆者はフランジナットのなかでも、皿ばね付ナットというものを使用しています。
フランジナットではありますが、中にばねが組み込まれているというもの。

皿ばね付ナット(M8ソケット13mm)
振動に対してばねが粘るので、緩みにくいとか。

皿ばね付ナットバーナット(クラッチカバーナット) として使うフランジナットに皿ばね付ナットを使用
(ゼノア ZENOAH G3711 G3700 用)
ナットサイズはM8.
スパナ径は13mmです。