屋敷林のナンテンや幼木などに絡まりつくアオツヅラフジ。
つる性一年草のカナムグラに似て細い茎が幾十にも絡みつく厄介なツル
放置しておくと絡まった木が弱ってしまうため、見つけ次第随時除去します。
科:ツヅラフジ科
属:アオツヅラフジ属
樹形:つる性落葉木本
樹高:巻きつく場所によって樹高は変わる。
胸高直径:数ミリ
葉とツルの特徴
ツル:つるは右巻きでカナムグラのように細い。秋に芯がしまって緑色から紫黒色へ変色。
枝葉:対生
葉形:葉身6cm前後の広卵形〜卵心形。葉の形は変化が多く、ときに浅く3裂する。
葉表:全縁で葉の表面はざらつく(毛があるため)

葉裏:薄緑で葉裏もざらつく(毛があるため)

花の特徴
花期は7 ~8月。
淡黄色または黄白色の小さな目立たない花を多数つける。
実の特徴
果実は緑色で核果。直径6〜7mmの球形。

晩秋に緑色から青く熟して目立つようになるが有毒である。
10〜11月に粉白を帯びた黒色に熟す。
アオツヅラフジ の対処
除草時期
発見したら早々に対処しないと、
ナンテンをはじめとした低木や幼木くらいならすぐにアオツヅラフジに被われてしまいます。

除草方法
除草剤で処理するより、手で引き抜くのが合理的です。
たいていは木などに絡みついているので、
つる部分を何か所か剪定バサミで切ってから手で除去します。
あまり力まかせにひっぱると、絡みついた木の枝葉を痛める可能性があります。