筆者独断によるケーブル支持具の選び。

前回のビス留め固定タイプに引き続き、今回は接着剤・粘着テープ固定タイプのケーブル支持具。

最大のメリットは構造材へ穴をあけなくてよいところ

接着剤・粘着テープ固定タイプのケーブル支持具は専用の接着剤や粘着テープでも固定できます。

つまり構造材などへ穴をあけずに済みます。

例えば梁や桁など、穴を極力あけたくないない部分には最適かもしれません。

細かいことですが、長い目で見るとあちこちに穴があいているのは見苦しい・・・。

すでに無計画に打ち込まれたステープル(ステップル)や釘は痛々しい限り。

しかも大抵は錆びて朽ちており、錆びで辺りは変色。さらに抜けない場合も多いです。

構造材も生きている木なので、ビスなどの異物は恐らく好ましくないでしょう。

ボンドやテープであれば、多少表面にダメージがあってもどうにかなります。

では、各タイプについてのレビュー。

バインドハンガータイプ

バインド線でケーブルを束ねる仕様。

  • ホルダーと違い、異なる形状のケーブルを束ねて固定できる
  • 吊す位置をある程度自由に設定できる
  • 固定に補強が必要な時は、最悪ビスで対応できる製品もある

というメリットがあります。

但し許容静荷重が小さいものもあるため、ここでは20N(2kgf)以上しか掲載していません。

SCH-5RS

本体接着面が透明タイプなので、ボンドの充填量がわかるタイプ(50個単位で1,200円程度)

接地面が比較的小さいので、どのような場所でも取り付けが容易にできそうです。

バインド線は130mm。許容静荷重20N。接地面は40mm×40mm。

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-5RS

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-5RS

SCH-5Tシリーズ

接着面の両端に両面テープがついているが、主要面は接着剤のタイプ。

許容静荷重20N(2kgf)、接地面は40mm×88mm。

T・・・バインド線130mm

TL・・・バインド線180mm

LL・・・バインド線500mm(長い!)

SCH-5TNのみ許容静荷重9.8N。ワンプッシュ接着剤は便利だが弱い!?

SCH-5Hシリーズはひも仕様、SCH-5Fは接地面が金属仕様になっています。

3色のカラーがラインナップされたSCH-4・N5シリーズ

接着面にグレー・赤・黄の3色が用意されたシリーズ

許容静荷重20N(2kgf)、接地面は40mm×40mm。バインド線は130mmと180mm。

なお、SCH-4 は許容静荷重9.8N、接地面は30mm×30mm

曲面対応のSCH-6Fシリーズ

曲面に対応できるよう、面がフレキシブルになっています

丸太上になった梁や束、半丸の根太などへの取付に適していそうです。

許容静荷重20N、接地面は40mm×50mm。バインド線は130mm。

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-6F

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-6F

ケーブルハンガータイプ

許容静荷重が他のハンガーより大きいのが特徴。その分、構造も大きめです。

SCH-3シリーズ

Jフック型。ケーブルを乗せたあとに結束バンド固定が可能な構造。ビス留めも可能(650円程度)。

ホルダーと違い、異なる形状のケーブルを束ねて固定できます。

またバインド線で固定できる小さなフックもありがたいですね。

14sq(直径約17mm)・VVF・LANケーブルなどをまとめて送るところに最適です。

許容静荷重20N(2kgf)、接地面は40mm×40mm。

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-3

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-3

かなり大きなSCH-3Lシリーズ

Jフック型。ビス留めも可能(930円程度)。

SCH-3より倍くらい大きいので、異なる形状のケーブルを多数束ねて固定できます。

許容静荷重が29N(3kgf)というのも長所。接地面は40mm×70mm。

 

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-3L

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-3L

SCH-W

左右両方からハンギング可能。ビス留めも可能。かなり多くのケーブルを収容可能(1,680円程度)。

許容静荷重29N(3kgf)、接地面は50mm×70mm。

これは相当大きいです。現場では一度考えましたが、恐らくここまでは必要ないかもしれません。

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-W

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-W

ケーブルホルダー

コンパクトに多数のVVFケーブルを束ねられるSCH-SW

許容静荷重20N。水平設置。VVFケーブルなら8本程度収納可能(450円程度)。

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-SW

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-SW

SVH-3

許容静荷重20N。水平設置。VVFケーブルなら3本収納可能(590円程度)。

但し3本程度なら異種ケーブルが固定できるSCH-SW2Nも便利かもしれません。

多数のVVFケーブルを整列してまとめられるSVH-10

許容静荷重29N。水平設置。VVFケーブルなら10本(VVF2.0*3Cは9本)収納可能(1,330円程度)。

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SVH-10

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SVH-10

ホルダとバインド線でまとめられるSCH-SW2N

バインド線でもケーブルを固定できますので、ケーブルの追加や異種ケーブルにも対応できます。

許容静荷重20N。水平設置。バインド線は130mm。

ケーブルWホルダーは半分に切り離し、分割して使用することもできます。

但し切り離して使用する(ホルダー片側のみ使用)場合は許容静荷重が9.8N(1kgf)となります。 

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-SW2N

未来工業(ミライ) ケーブルホルダー SCH-SW2N

以上、未來工業のカタログを参考に現場へ適しそうな製品のみをピックアップしてまとめました。

 

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