敷地内の電気設備見直し第一弾。
パナソニック電工のスッキリポールを建てました。
スッキリポールの購入
敷地内の建物以外への配線は全て埋設とすることにしたので、
電柱も埋設対応のものが必要。
そこでパナソニック電工のスッキリポールを購入することにしました。
電材は大抵インターネットショップで購入できるのですが、
なぜかスッキリポールだけは購入できませんでした。
そこでスッキリポールは電気屋さんから購入。
今回購入したのはXDNC6274A(メーカーウェブサイトはコチラ)。
希望小売価格(税抜)は149,600円 。
購入価格は138,000円(税込)。あまり安くなりませんでした・・・。
スッキリポールXDNC6274Aのスペック
全長
7.4m。納品時は2分割になっており、現場で組み立てるようになっています。
色
コーヒーブラウン。他にアイボリーも選べます。

スッキリポールを組み立てているところ
内蔵された電線管(メーターボックス内)
- PF36・・・電力ケーブル用
- CD22・・・光ケーブル(CATV)用
- CD16・・・電話線用

メーターボックス内にはCD管16/22とPF36が1本ずつあります。
内蔵された電線管(電源コンセント用)
CD16・・・EV・PHEV充電用屋外コンセントや、スマート防水ダブルコンセント用

EV・PHEV充電用屋外コンセントや、スマート防水ダブルコンセントなどの取り付けが可能です。

スッキリポールに付属していたCD管類
0.建柱前の準備
パナソニック電工のスッキリポールを建てたためには、事前に次の準備が必要です。
- 建柱位置と分電盤取付位置の決定(距離約34m)
- 建柱予定場所から分電盤のある建物までのPF管埋設(PF36・PF22・PF16各1本)
- 分電盤がある建物内の床下配管(PF36・PF22・PF16各1本)
- 電柱の周りを補強するためのVP管とコンクリート準備
1.スッキリポール組立て
まず分割された柱を組立て、付属品のCD管類を入れます。

スッキリポールを組み、CD管を入れたところ
組み立ての際には、内蔵するCD管などを全て取り付けるまで、
電柱が納入された際の柱の梱包カバーは外さないことがポイント。
建柱前に梱包カバーを外してしまうと、柱に傷がついてしまう可能性があるからだそうです。
電気屋さんのありがたい気遣いです。
2.建柱
高所作業車で7.4mのスッキリポールを持ち上げて、
あらかじめ掘っておいた建柱位置の穴に入れます。
ちなみに建柱位置に掘った穴の深さは1.5m程度。

高所作業車でスッキリポールを立ち上げます

メーターボックス取付部分
その際、あらかじめカットしておいた200mmのVP管をスッキリポールに通しておきます。

スッキリポールに200mmのVP管を通します
CD管とあらかじめ埋設してあったPF管とを接続します

CD管と埋設しておいたPF管の接続作業
すべての電線管接続を終え、再度電柱か水平・垂直に立っているかを確認。

土をかぶせてPF管・CD管を埋設
垂直に建柱できたことを確認したら、土の埋め戻しを行います。
そして最後にVP管とスッキリポールの間にコンクリートを流してます。

最後にVP管とスッキリポールの間にコンクリートを流します
3.メーターボックスの取り付け
最後のメーターボックスを取り付けて作業完了。

メーターボックスを取り付けて作業完了
スッキリポール設置にかかった工事費

スッキリポール設置にかかった費用(請求書の該当部分抜粋)
建柱工事費は
- 取付施工費(作業代)34,500円。
- スッキリポール内に配線したフジクラCVT22 3芯が5,500円(単価1,100円/m×5m)。
- 消費税3,200円
費用の合計は43,200円、作業時間は約2時間でした。